イラストレーター・ぬいぐるみ作家
西脇せいご
デッサウに現存するバウハウスの校舎。
デッサウも空襲が激しかったそうで、この校舎も1970年代に大掛かりな修復がされたとの事です。
目の当たりににすると、現実味が無く模型の様な・・・・外装がかなりキレイなのが一因かな。思ったよりも小さいです。
このシンプルで洗練された建築物が、90年も前に成されていたのが本当にスゴイと思う。
僕がバウハウスに興味を持ったのは高校生の頃です。
ありきたりの鉄筋コンクリート校舎だけど古かったので、ペンキを塗り重ねた鉄の窓枠やオイルヒーター、鉄製の細い手すり、パネル一枚の扉などシンプルで質素、無愛想な作りに魅力を感じていました。集合住宅も好きだったので近所の巨大団地に憧れたり。
偶然手にした雑誌でそれらがバウハウス建築と共通項が多い事を知り、なんの変哲もない日常の街並みを肯定してくれたと感じました。
校舎前の歩道に壊れたF-1のラジコン・・・
学校の近くっぽい光景
校舎向かいの公園、象の像。
ドイツでは当時、バウハウス建築の影響で「無機質で冷たい街並みが増えた」との批判もあったそうで、気持ちはわかります。
発展していく産業の中で庶民でも便利で快適な生活が可能になり、建築や工業製品を新しい価値観で捉える試みで、全ての街並みがモダン建築になれば良いなどとは考えていなかったと思う。
昭和の時代、経済効率偏重で歓迎され粗製濫造された建築様式も、近年は再評価され魅力的なモダン建築も多くなって来たと感じます。
しかし日本では古くてもモダン建築は文化財としての保存対象になりにくいのが非常に残念です。
芸術と産業の融合は、物作りの端くれに勇気を与えてくれます。
日が傾いて来たのでマイスターハウスの森へ移動。
小型のシトロエン。日本には入ってきてないのかなぁ。欲しい。
紅葉と澄んだ空気が気持ちイイ。
校舎から歩いて10分ほどで到着。写真はカンディンスキー邸。
西脇せいご
デッサウに現存するバウハウスの校舎。
デッサウも空襲が激しかったそうで、この校舎も1970年代に大掛かりな修復がされたとの事です。
目の当たりににすると、現実味が無く模型の様な・・・・外装がかなりキレイなのが一因かな。思ったよりも小さいです。
このシンプルで洗練された建築物が、90年も前に成されていたのが本当にスゴイと思う。
僕がバウハウスに興味を持ったのは高校生の頃です。
ありきたりの鉄筋コンクリート校舎だけど古かったので、ペンキを塗り重ねた鉄の窓枠やオイルヒーター、鉄製の細い手すり、パネル一枚の扉などシンプルで質素、無愛想な作りに魅力を感じていました。集合住宅も好きだったので近所の巨大団地に憧れたり。
偶然手にした雑誌でそれらがバウハウス建築と共通項が多い事を知り、なんの変哲もない日常の街並みを肯定してくれたと感じました。
校舎前の歩道に壊れたF-1のラジコン・・・
学校の近くっぽい光景
校舎向かいの公園、象の像。
ドイツでは当時、バウハウス建築の影響で「無機質で冷たい街並みが増えた」との批判もあったそうで、気持ちはわかります。
発展していく産業の中で庶民でも便利で快適な生活が可能になり、建築や工業製品を新しい価値観で捉える試みで、全ての街並みがモダン建築になれば良いなどとは考えていなかったと思う。
昭和の時代、経済効率偏重で歓迎され粗製濫造された建築様式も、近年は再評価され魅力的なモダン建築も多くなって来たと感じます。
しかし日本では古くてもモダン建築は文化財としての保存対象になりにくいのが非常に残念です。
芸術と産業の融合は、物作りの端くれに勇気を与えてくれます。
日が傾いて来たのでマイスターハウスの森へ移動。
小型のシトロエン。日本には入ってきてないのかなぁ。欲しい。
紅葉と澄んだ空気が気持ちイイ。
校舎から歩いて10分ほどで到着。写真はカンディンスキー邸。
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